2012年12月4日火曜日

Shoes of Today.. "Bentley Ellis"


Jordan 9 "Bentley Ellis" White/Dark Cayenne-University Gold  302370-140

やっぱええ!!!





2012年11月23日金曜日

Car of Today..


Mercedes Benz - Blue Wonder


1950年代にレーシングマシンの運搬用にワンオフで製作された

「1955 Blue Wonder(日本名:トランスポーター54)」で、

「300SL Gullwing」の直列6気筒エンジンを搭載したトラックとなっている。(via livedoor news)

2012年5月21日月曜日

New York Diary 2012: Day 8

よっしゃ、ほぼ最終日。

今日が一日活動できる最後の日。

何かこれまで色んな事あって、かなり収穫多い滞在になったけど

やっぱ帰るとなると、鬼寂しい・・。


だが、ここはラストスパートして完全燃焼するのみ!


で、今日は普通に起きる。早くもなく、遅くもないちょうどいい感じだ。

今日の予定としては、先生の買い物に付き合う為に一緒にハーレムへ行くのだ。

今回の旅行は8泊10日の日程だったが、結局先生と滞在がかぶっているのは、、

僅か4日なので、先生の買い物に付き合えるのも今日ぐらいなのだ。


色々な服を見たり買ったりしたいそうだから、一番身近なハーレムにGO!

実際、久しぶりに一緒に買い物行くので、何か新鮮。





さてハーレム125 stに着く。


降り立ったのは、地下鉄A、B、C、Dの出口。通りで言うとSt.Nicholas Aveの所。

なぜなら、ここは写真の右に見切れているが「IMAGE LEATHER」って店が

毎年この時期、売れ残ったペレレザーなどを爆安で売っているから

それをチェックするのだ。

と言っても、事前に何回か一人で来てて、今年は売れ残りがあまり無くて

叩き売りもしてない事を知っていたのでとりあえずチェック程度にしておく。


ところが、ここで先生の触手が動く。

ペレレザーは諦めたけど、ノースフェイスのダウンが爆安で売られていて、

デザインも気に入ったらしく、今年の冬用ってことで早速値段交渉。

最終的にノースフェイスのダウンを100ドルで買い上げた。(お見事)

こうなると、自分も刺激されて店内を見渡すと、

Marmotのダウンが激安で売っているのを発見。

これは、冬用にちょうどいいし、ありえない安さなので値段交渉。

そして、135ドルでゲット。


こうして、暖かい初夏の気候の中、

野郎二人がハーレム着いて最初に入った店で、

最もかさばるダウンジャケットを買って行ったのだった。


さて、お次は腹ごしらえだ。

ハーレムで腹ごしらえと言ったら勿論ここ、ジンボバーガーだ。↓


相変わらずうまい。

しかも、ここで先生が料理を注文してる時、

隣に座っていたおばちゃんが色々親切にしてくれた。

先生が注文したバッファローチキンとはどういうものかとか、

ここら辺でうまい飯を食いたいなら、どこそこに行けとか。

かなり長い間、色んな話をして、本当に楽しかった。

これぞ、コミュニケーションだって感じだ。



しかし今回の旅は親切で温かい人に本当によく出くわす。

自分も、人には常に親切であろうと心に誓う。


さて、店を出て次は近くにあるCAP USAに行く。

ここは、ハーレムでもランドマーク的なお店。

しかも、去年まで「CAP USA」だったのに、

今年は看板からCAPの文字が無くなっていた。

なぜだろう・・。

ちなみにお店の女の子、激かわいい。(左のカウンターの奥にちょっと見切れてる)



さて、ここでも先生は色々お買い上げ。

こうして、あっと言う間に先生の買い物終了。

買う予定のもの全部買えたそうだ。

値段的にもかなりご満悦だった。


あとは、適当にぶらぶらして、本日の買い物終了。

時間的に今日はライブが早い時間からあるから、早めに帰る。


ところがあまりにスムーズに買い物済んだので、ちょっと時間が余る。

だもんで、34丁目に帰ってきて一旦先生と別れて、靴を買いに行く。

もともと今回の旅でスニーカーを1足買おうと思っていて、

最終日まで何買おうか悩んでいたのだが、

今日やっと決まったのでいよいよ買うのだ。


といってもそこまでレアなものでもないし、

正直今回、ニューヨークで誰も履いている奴を見たことなかった。

でも、この靴の復刻を心待ちにしていたし、大好きな靴だから買うことにした。

これだ。↓


Nike Air Diamond Turf II  "49ers"  Varsity Red/White-Metallic Gold   487658-610


ちなみに値段は約1万円だ。

日本に比べるとだいぶ安い。


実は、ハーレムでも探してみたけど、チャンプスにはマイサイズがなかった。

でも34丁目にはフットロッカーが3軒もあるから、大丈夫だろうと思っていた。

ところがだ、34丁目で探すも、意外とどこも無くてめちゃくちゃ焦った。

そして最後に入ったここ↓(去年もここでグリフィー マックスも買った)


Foot Locker / House of Hoops   11 W 34TH ST NEW YORK, NY 10001


で、ようやく見つける。

危ない危ない。

町で見ないのに、残りが少ないって、みんな家で少し寝かしてるのかね?

夏ごろからパーッとみんな履きだすのか・・。


さて、自分の買い物もすべて終わったし、後は今日の最後のライブを残すのみ。

アパートへ帰って、夜の準備。


さて、今日のライブはこれだ。


GRÉGOIRE MARET QUARTET plus special guests RAUL MIDÓN 


Grégoire Maret - Harmonica 
Frederico Gonzalez Peña - Piano 
Ben Williams - Bass 
Clarence Penn - Drums
Raul Midón - guitar/vocals


ハーモニカでリードを取るグレゴイル・マレット率いるバンド。

スペシャルゲストで盲目の歌手、ラウル・ミドンが有名かな。

どうやらベースのベン・ウィリアムスが若手の注目株らしい。


感想としては、やさしい音で壮大な世界観を表現している。

演奏も素晴らしいし、ラウル・ミドルトンの歌声も素晴らしかった。


しかし、何だろう。やっぱり今日もダメだった。

昨日のロイハーの時もそうだったけど、

どうもどっぷりとその音楽に浸ることが出来ない。


すべては、おとといスモールズであの物凄いライブ&セッションを聞いてからだ。

あれ以来、ものけの殻になってしまったようだ・・。


気を取り直して、次。

勿論、smallsだ。


今日のライブはこれ↓


The Winard Harper Group


Winard Harper - Drums 
Bruce Harris - Trumpet 
Michael Dease - Trombone 
Jon Beshay - Tenor Sax 
Roy Assaf - Piano 
Noah Jackson - Bass  
Alioune Faye - Percussion


ベテラン、ウィナード・ハーパーのライブだ。

デクスター・ゴードンとも演奏したことがあるらしく、サイドメンとしても有名。

会場に着くと、スモールズでは珍しく物凄い列。

入れるのかどうか心配だったけど、ちょうど始まった時に入れた。

しかし、中は人でパンパン。

ようやく席を見つけて、拝聴。


これまた、すごいバンドで若手のメンバーも凄い演奏していた。

会場も大盛り上がりで白熱したライブになった。


しかし、ここでもまた自分は演奏にどっぷり浸ることは出来なかった。

本当、どうしちゃったんだろう?

最後の夜だって言うのに、このまま行って完全燃焼でるのか?

と自分を奮い立たせる。


ハーパーのライブが終わると客がどっと帰った。

彼目当ての客が多かったらしい。


席も空いたし、じっくりと腰をすえて次のライブに集中する。


次はこれだ。


The Lawrence Leathers Group


スモールズのジャムセッションでもおなじみのローレンス・レザースだ

彼の腕は確かだ。

ちょっと期待する。

ライブを数曲やった後、ジャムセッションに移ったのだが、

色んな人が乱れて入って少しゆるいカジュアルな感じのセッションになっていった。

今日はこれまでかと思っていた時また印象的な出来事が起こった。


先生にピアノ弾いたらどうですかと薦めたら、先生もその気になり

順番を待つことになった。

曲が終わり弾いていた奴と交代しようとすると、却下されたらしく先生が戻ってきた。

どうしたんだろうと、しばらく様子をうかがっていると、

このメンツが一斉にステージに上がる。


スペンサー・マーフィー


クインシー・フィリップス


謎のピアニスト(左の人)


そして、ここから一気に凄いセッションに。

たまたま検索してたらその時の映像がYouTubeに。







これまた、凄さが伝わるか分からないが、現場は凄いことに。

と言っても深夜2時過ぎで、客もほとんど帰った後なので、

本当の音楽好きと一部の客のみがこのセッションを聞いていた。

これまた、完璧に打ちのめされた。

何なんだ、このピアニスト。


プレイスタイルははっきり言って、ロバート・グラスパーとかなり似ている。

先生があれはグラスパーだと間違えるほど。

ただ、最近のアコースティックなブラックミュージックのスタイルは

こんな感じだし、顔が全然違うからグラスパーじゃないと思ってたけど、

でもはっきり言って、プレイは凄いの一言。

新しい時代のピアニストであることは間違いない。

一瞬で引き込まれて、思いっきり浸ってしまった。


しかし、何なんだスモールズ。

なぜこんな怪物級の奴らが毎晩のように出てくるのだ!

お陰で、普段のライブに対して不感症になってしまったじゃないか!


うれしい悲鳴と言っていいのか分からないけどそんな感じだ。

そのくらい、スモールズのセッションは自分に大きな影響を与えた。



ちなみに演奏が終わってそのピアニストに話しかけてみたら、

物腰の柔らかくて、落ち着いた感じのナイスガイだった。

名前を聞いたら「Raymond Angry」だそうだ。

聞いたこと無かったので、帰って調べようとたった今調べてみたら

どうやら音楽プロデューサーとして現在活動してるようだ。

プロデュースしたアーティストだけで

Christian Aguilera, Queen Latifah, Sean Combs, Joss Stone, Melanie Fiona, Jaheim等。

曲の提供だけかもしれないが、現役の音楽家だった。

大学院で修士学位も取っているらしい。

納得です。

凄い人であることは間違いない。




さて、演奏終わって今日のライブは全部終了。

これでスモールズともお別れだ。

しばらく、さっきの演奏の余韻と完全燃焼しきった余韻に浸りながら

今日で最後と言う寂しさに一人たたずんでいたら、

いつもスモールズに来るたびに飲み物の注文を取りに来てくれる

親切でやさしい黒人のお姉さんの店員が話しかけてきてくれた。

「わたしはあなたをすっかり覚えたわ。毎日クランベリーソーダを注文するもんね。

いつもありがとう」と。

そうなのだ、毎日通って、毎日クランベリーソーダを飲んでたら顔を覚えてもらったのだ。

ちょうどいい機会なので、今日がニューヨーク滞在の最後の日で、

明日、日本に帰るって事と、今までありがとうってお礼を言ったら

「会えてよかったわ」とやさしく微笑みながら握手してきてくれた。


泣けた・・。


スモールズでは本当いい体験をさせてもらった。

ただひたすら感謝です。


深夜3時過ぎ、スモールズを後にした。


地下鉄に乗って34丁目に帰ってきた。

実はいつもスモールズの帰りに必ず寄る、

「DUANEreade」という24時間営業のでかい薬局があるのだが

そこはデリも併設していていつも次の日の朝飯を買っていくのだが

そこにも顔なじみが出来ていた。

レジの黒人のおばちゃんなんだが、これまた自分が毎日来るもんだから

今日も商品を取ってレジに並ぶとそのおばちゃんが

「こっちおいで」と呼んでくれてすぐレジを打ってくれた。

ちょっとした事だが、単なる外国人でただの客である一アジア人に

なかなかそんな事はしてくれないと思う。

だから、いい機会だと思ってこの人にも今日が最後の日で明日帰るって事と

いつもありがとうとお礼を言うとにっこり笑って「会えてよかったわ」と返してくれた。


また泣けた・・・


ただの客と店員だが、一瞬でも心を通わせると人間だれしも

温かい気持ちになるもんだ。

これをコミュニケーションと言わずして何と言う。

本当のコミュニケーション出来ました。


アパートに到着して、そこから帰国の準備。

買い物でかなり増えた荷物(でかいスポーツバックひとつ分)をパッキングして

すべての準備を整える。

目覚ましも掛けて、帰りのスーパーシャトルも予約した。

気づけば朝の5時。

寝ると言っても僅か3時間だ。

まあ、いい。飛行機で寝ればいいだけだ。


こうしてすべての準備を終え、

先生にも明日早いから今日が最後になると思うと伝え、

お互いの健闘を祈る。

就寝・・。








朝、目覚ましでちゃんと起き、出発の準備。

眠いだろうにもかかわらず、先生は起きてきてくれて見送ってくれた。

時間になって、表でスーパーシャトルに時間通りピックアップしてもらい

JFKへ。

かなり早く着いたので適当に、空港で時間をつぶして、

これまたなぜか毎回空港で食ってしまうバーガーキングのワッパーを楽しんで

時間どうりに離陸。

長いフライトへ。

飛行機が日本に近づき着陸する時間、ちょうど茨城で竜巻がおきた時だったらしく

しばらく旋回しててなかなか成田に着陸できなかったけどけど

何とか無事、日本に帰りました。


感想一言。

今回も完全燃焼しました!




やっぱニューヨーク最高!!!!!!!