2011年7月31日日曜日
Robert Glasper.. グラスパー兄さん
やっとこれを書く日が来た。
「ロバート・グラスパー」・・・・
知っている人は知っている。
知らない人はまったく知らないと思う。
当たり前か・・・。
まあ、でも日本での知名度はそんなには高くないと思う、たぶん。
結論から言うとジャズピアニストだ。
この段階で、音楽ジャンルフィルターでかなりの人が興味を失うかもしれない。
「俺、ロックしか聞かねえし。」
「俺、やっぱジュエルサンタナ好きだし。」
いや、全然問題ない。
自分自身も昔、音楽ジャンルフィルターで聞かず嫌いな時期はあった。
でも、最終的には音楽はジャンルじゃない。
あるとすればいい音楽か良くない音楽の二つしかないと思う。
例えば、自分はヒップホップは大好きだが、
全部のアーティストがいいとは限らない。
演歌はそんなには聴かないがやっぱ吉幾三の「北国」は
いつ聞いても心を振るわされる。
間違えた・・・
要するに、自分の音楽の好みをジャンルで設定するべきじゃない
と言うことだ。
まあ、でも好みじゃなかったら元も子もない・・・。
もとい、
自分とロバート・グラスパーとの出会いは実は最近だ。1~2年前になる。
マイピアノティーチャーである加藤英介氏に「かっこいいから聞いてみ」
と言われ、お勧め動画を教えてもらった。
「ほうっ」と思った。
そんな時、間髪入れずに東京駅そばのコットンクラブでライブがあることを知る。
CDすら持ってないが、7~8000円するライブに「えいっ!!!」っと
何の根拠もない「行かなくちゃ」という予感で行くことにした。
完全にやられた・・・。
男の一物で言うなら、真性からズル剥けぐらい。
ドラクエで言うなら、はぐれメタルを2匹倒してレベルが連続で3上がるくらい。
思春期の中学生で言うなら、映画のラブシーンから海外無修正大乱交モノぐらい。
そのくらい、音楽的に開眼させられてしまった。
その時のライブに近い映像↓
まあ、早い話がジャズの最新形式だと思う。
とにかく、何もかもがヒップだった。
メンバー全員スタイルばちばちに出しているし、
サウンドもヒップホップの要素を大きく取り入れている。
しかも、その取り入れ方に非常にセンスを感じる。
多分、ロバートグラスパーのバンドオーガナイズが非常に素晴らしいのだろう。
メンバーの選び方、メンバーの個性の引き出し方、ライブの演出。
特に素晴らしかったのがドラムのChris "Daddy" Dave
色々言うより聞いたほうが早いと思うが、
YouTubeで「chris dave」で検索して出てくる動画でかなり楽しめる。
個人的にはその検索結果を「クリスデイブチャンネル」と呼んでいるが、
その中からいくつか↓
結構、古い映像かな。
ギターもヤバイ。
ビヨンセが飛び入りでスキャットをする。改めてビヨンセの実力を見直した・・。
スポンサードされているVATERの動画。
じゃあ、ロバートグラスパーがいいんじゃなくてクリスデイブがいいんじゃん
と言われると困ってしまうが答えはどっちもいい!だ。
まあ、最終的に何が言いたいかと言われると、
9月24日、25日にミッドタウンにあるビルボードライブTOKYOでライブがある!
と言うことだ。
琴線に触れた人は是非!
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