2011年6月12日日曜日

Yuka feat. Eisuke Kato and Niklas Winter Part.2

レコーディング二日目。
(エンジニアの松下氏、言うまでもなくプロフェッショナルだ。)

自分は仕事終わりで駆けつけたから、夜の7時頃から。

でも駆けつけてびっくり。

曲はすべて録り終えていて、後は納得がいくまで詰める作業に入っていた。

昨日の頑張りが利いたらしい。

しかも、今日はCDジャケット用のフォトシューティングもあって、

レコーディングの合間にカメラマンさんとフォトセッションも行った。

最終日と言うこともあってみんながいいテンションでレコーディングに臨んでいた。

なんかスタジオ中にいいバイブスが溢れているのだ。


レコーディングと言うものは、やっぱりライブとは違う。

作り上げると言う点で創造力のベクトルがそもそも違うのかもしれないが

とにかく、ミュージシャンシップと言うのがすごく重要な気がした。

ニューヨークでグレッグ・バンディーも言っていたが、

ジャズで必要なことは「インプロビゼーション」と「クリエーティビティー」

そして「ミュージシャンシップ」だと。

アルバムを作るのだから前半の二つは当たり前として、

最後の「ミュージシャンシップ」。ミュージシャンとして音楽に対する姿勢だ。

そこが、レコーディングの成果を決める大きな要素であることは間違いない。

その点が、今回良かったのだと思う。


で、集中してレコーディングしてるうちにあっという間に時間は過ぎ、

自分は明日も仕事で早いので終電前にカメラマンさんと帰宅。


さらに次の日、今日はレコーディングの打ち上げ。

また池袋に行って焼肉の安楽亭で集合。

4人でワイワイ飯食った。これで全員と同じ釜の飯を食う仲にもなった。

昨日のレコーディングはあれから夜中の2時ごろまでやってたそうだ。

でも納得できるまで作り上げたらしく、無事にレコーディングは終わった。

出来上がりが楽しみだ。


さらにその次の日、今日は高田馬場でレコーディングの集大成的なライブが行われる。

今日で二クラスとも会うの最後だ。

1発目のライブからずーとこのトリオを見てきただけに感慨深いものがある。

しかも、1発目のライブからレコーディングでセッションを重ねてきて、

バンドとしての一体感は日に日に増しているのはビシビシ感じていたから、

かなり楽しみだ。


で、演奏が始まるとそこには完成されたトリオのバンドが存在していた。



ジャズと言う音楽は、その日初めて会った人でも一緒に演奏が出来るのが特徴だが、

ずっと一緒にやってきたメンバーだからこそ生み出せるリズムや一体感は

やっぱり一味も二味も違う。

インプロビゼーションの中に作り上げたモノを披露する要素が加わるからだ。


しかも、今回のライブでひとつ気が付いた事があった。

自分は今までドラムレスやベースレス、ピアノレスのバンドの演奏と言うものの

楽しみ方が正直分からなくて、あまり聞いてこなかった。

洪水のように全身で音楽の3台要素であるメロディーとハーモニーとリズムを

感じたいと思っていたからだ。

しかし、今回その楽しみ方が分かった。

特にこのトリオの演奏で、ソロが始まった時に分かったのだが、

例えば、ピアノがソロを弾き、ギターがバッキングをやっている時、

抜けている要素であるリズムの部分をこの二人で想像し合って演奏していることに

気が付いたのだ。

要するにドラムがいないからこそ、二人でリズムを作って楽しんでいるのだ。

ギターのコンピングやピアノのソロのフレーズだけで完全にグルーブを作っているのだ。

そうなると、演奏してる二人の頭の中でなっているリズムが自然に

聞いている人にも伝わってきて、思わず一緒にリズムをとってしまうのだ。


当たり前の話なのかもしれないが、ドラムレスにはリズムを、ベースレスにはベースを

ピアノレスにはハーモニーを想像させることが重要なのだ。


とにかくこのバンドの今日の演奏は最高だった。

(先生、目が開いてない・・)


別れは意外とサラッとしているものだ。

みんなライブが終わるとそれぞれの家に散らばって行った。

もう特に言葉は必要ないと言う事だ。


今回、素晴らしい演奏と貴重な体験をさせてもらった加藤先生には男意気を、

二クラスにはさらなる友情を、

そして、この二人の猛者をまとめあげた有桂さんには尊敬を感じずにはいられません。


ホントいい経験させてもらって、スタジオの方も含めて全員に感謝しています。


ちなみにこのあとスタジオでトラックダウンもあるそうだ。楽しみだ・・。



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