勿論、交通手段は「スーパーシャトル」。
値段は、シータクよりは安いが、はっきり言ってそこまで安くはない。
25~30ドルの間だったと思う。
しかし、乗り合いタクシーみたいなもんで、
10人以上の人達とマンハッタンまでの道中を共にする訳だから、
空港を出てすぐにコミュニケーションがスタートする。
絶好の海外ウォーミングアップになるのだ。
今回も人種、国籍、様々な面子でマンハッタンに向かう。
ところで、はっきり言ってアメリカ人運転下手。
電車もタクシーもバスも、ありとあらゆる公共交通機関に乗って、
こいつ運転うまいって奴に会ったことが無い。
特にブレーキ下手。
奴らのブレーキにはONがOFFしかないようだ。
地下鉄もちゃんと停車するまでしっかり何かに掴ってないと転ぶので要注意。
さて、そんなこんなでアパートに着く。
毎回不思議なのだが、10人以上車内にいて必ず俺が一番最後に降ろされる。
お陰で、市内をぐるぐるドライブしてもらえるから、全然嫌じゃない。
で、今回泊まるアパートはこれだ。(右のブラウンの建物)
Midtown West 36street (9th aveと10th aveの間)
フツー・・。
去年のように隣がデリって事はなく周りにはガソリンスタンドしかない。
しかし、静かでいい所だ。
周りはこんな感じ。(さっきの写真を撮ったところから、左を見た風景)
フツー・・。
まあ、いいやって事で管理人に電話して、すぐにチェックイン。
とりあえず荷物を置いて、周辺の情報を聞く。
そして、ちょっくら周辺を探検してみようと思いぐるっと一周してみるが、ホント何にもない。
閑散としたデリが2軒、サンドイッチのSUBWAYが1軒。以上。
まあ、アパートはほとんど寝に帰るだけだからいいかって事で納得。
デリで生活用品を買い、SUBWAYでサンドイッチ食って帰る。
しかし、マンハッタンの割にはホント静かな場所だ。
寝るにはちょうどいいかもしれん・・。
で、そうこうしてたらあっと言う間に夜の7時。
今日は夜から早速ライブがあるから、
シャワーを浴びて(二日ぶりで超サッパリ)速攻で身支度。
向かうはハーレム 125 StreetにあるLenox Loungeだ。
最寄の駅である、34丁目の地下鉄の駅に行って
例のごとく、地下鉄1週間乗り放題パス$25を買って
電車を待つ。(34丁目の駅 Penn Station)
ところで、ニューヨークの地下鉄は大好きだ。
もっともニューヨークを感じさせてくれる場所のひとつである。
ホームや車内には色んな人種の色んな国籍の人達がいるから、
ただ地下鉄を利用しているだけで、世界を感じられる。
勿論、色んな奴がいるから、人を見ているだけでも面白い。
どんな靴はいてるんだろうとか、どんな会話をしてるんだろうかとか、
とにかく飽きることはない。
さて、ハーレムに着く。
ところが、着いたところはハーレムの一番西。Broadwayにある駅だった。
適当に、電車を見ずに乗ってしまったから、1の電車に乗ってしまったようだ。(正しくは2か3)
まあ、125 streetを横断すればLenox Lounge には着くから、
散策がてら歩く。
いや、1年前と何にも変わってない。
懐かしくもあるし、どちらかって言うと帰ってきたって感覚に近かった。
要するに、ニューヨークは相変わらずニューヨークって事だ。
で、お目当てのLenox Loungeに着く。
今日のライブはこれだ↓
Danny Mixon Quartet
メンバー忘れた・・。
演奏はこんな感じ
ただ、すごく良かった。
プレイスタイルはブロックコードを多用する、
オスカーピーターソンスタイル。
しかしながら、そのブルース感はロイクーの一言。
やっぱこのノリはハーレム周辺に住むこの人達ならではの
地元に根付いたジャズって感じで、グレッグ・バンディーに通じるものがあった。
実際、演奏している時、横に陽気なおっちゃんがいるなあと思ってたら、
グレッグ・バンディーだった(笑)
なんかレノックスラウンジは他のジャズクラブと違って、
とても地元感があるように思う。
温かいと言うか、つながりが強いと言うか。
1セット目の途中から、2セット目の最後まで聞いたが
十分満足だった。
おまけに、腹が減ったのでチキンを頼んだら
スパイスはあまり効いてないが、おいしいフライドチキンが食えた。
初日から大満足。
その後、グレッグバンディーがホストを務めるジャムセッションが始まるが、
さすがに疲れてうつらうつらしだしたから、今日はこれにて退散。
まっすぐ、家に帰って速攻で寝ました・・。
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