2012年5月14日月曜日

New York Diary 2012: Day 3

さて、昨日は散々盛り上がって遅く帰ってきたから

ゆっくりめに起きようと12時に目覚ましをセットして起きる。

しかし、なんかめちゃくちゃ眠い。

でも、今日は買いつけでクイーンズ方面を攻める予定だったから、

気合を入れて起きる。


適当に身支度して出発。


向かうは、Jamaica Center

地下鉄で言うとEで行く予定。

最寄の駅からEに乗れるから1本で行ける訳だ。

なんて今回はいいとこに泊まったんだ。

で、プラットホームで電車を待つ・・。


待つ・・・。


待つ・・・・。




来ない・・・・。


えー!ってあたりを見回すと「工事のため、地下鉄Eは別のホームへ」の張り紙。

そういや、昨日のsmallsの帰りになんかアナウンスしてた・・。

気を取り直して、代替のホームを探すがよく分からない。

張り紙の通りのホームに行ったが全然来ないのだ。

で、近くにいた黒人のご婦人に聞いてみると、

どうやらやっぱり複雑にホームが変更しているらしい。

しかしそのご婦人、親切にも「難しいからホームまで連れて行ってあげるわ、カモン」って、

案内してくれたのだ。なんて、親切なんだ。

で、階段を上ったり降りたりしてようやく目的のホームが見つかる。

お礼を伝えるやいなや、そのご婦人が待っていた電車が二つ先のホームに入ってきた。

「私の電車だわ、じゃあね」とにっこり笑って小走りに階段を駆け上がっていった。

かっこよすぎる・・・。

今まで一人で行動してたから、ジワっと心が温まった。

人のやさしさに触れた瞬間だった。


ようやく電車に乗ってふと時間を見る。

「あれっ、12時だ・・。」


どうやら、目覚ましの設定を2時間、間違えていたらしい・・・。

通りで朝クソ眠かったわけだ・・。4時間しか寝てない・・。

まあ、早起きは三文の徳ってことで時間はたっぷり使えるわけだ。


で、着く。



初めての場所で何の予備知識も無い。どこに店があるかも知らない。

でも大丈夫だ。

俺にはグーグルマップと長年培ってきた勘と

どこにヤバイ店があるかを嗅ぎ分ける嗅覚がある(ウソ)

でも、本当の所、冒険的にただ色々歩いてこの町を知りたいのだ。

で、早速歩く。


歩く。 


歩く。


歩く。


歩く。



見つけた(笑)


場所はあまり明かすと、買い付けしてる店の営業妨害になりそうなんで写真だけ。

とりあえず、色々な店を回ったがどうやらいい店は限られている模様。

でも、その限られた店が熱い、熱い。

そして、靴屋もこんな感じだ。


感覚的には、マンハッタンより服は安くて、店は限られているが量はある感じか。

でも、モノによるし入荷の状況もタイミングによるから一概に言えないかもしれない。



で、早い話がめでたくお目当てのもの買えました。


クソカッコよす。

早起きした甲斐あった。

店の兄ちゃんもいい奴で、値段的にもモノ的にもいい買い物できました。

店の人と色々話したのだが、やはり各方面から買い付けに来ている様だ。

面白い。

と言うことでこれにて、ミッション終了。

帰ります。


で、マンハッタンに帰ってきて、まだ時間があるからもう少し買い増しする。

OLD NAVYやらWHO.A.Uやら。


とか言ってるうちにライブの時間が迫ってることに気づく。

まずい。

アパートは近いが帰ってる時間は無いので、そのままダッシュで会場に向かう。


今日もライブはこれだ↓

Kenny Garrett Quintet 


Benito Gonzales – Piano
Cocoran Holt – Bass
Rudy Bird – Percussion
McClenty Hunter -  Drums

日本でも何回か見ているし、大好きなプレーヤーの一人だ。

場所は「iridium」。タイムズスクエアーのすぐそばだ。

ここは、一回入ると1回分のチャージで2セット見れる良心的なクラブでもある。

勿論、2セット見るために、最初のセットから見る。


そして開演。

始まるや否や、いきなりケニー・ギャレット節全開だ。

昨日smallsでみたベニー・ゴンザレスがいる。

物凄いテンションで一曲目からガンガン弾きまくっている。

でも、どっちかって言うとみんなめちゃくちゃ走りまくってる。

さすがファーストセット(笑)

しかし、今日が公演の最終日。

いやがおうでも盛り上がる。

一通り荒削りな感じで、ファーストセット終了。

うん、なるほど。

それが率直な感想。

怒涛のまま終わった感じだった。


ところがだ。客もほとんど入れ替わってセカンドセット。

入りから違う。先ほどとは打って変わって、落ちつた様子で始まる。

しかし、完全に調和が取れた状態で演奏が続く。

ファーストと同じ曲もやっているが、明らかに前よりいい。

そして、最後の曲。ギャレットの締めの曲としていつもやる

「Happy People」になると会場は大盛り上がり。

こんな感じ↓



ギャレットも生粋のエンターテナーだから、盛り上げまくる。

いつの間にか、会場はスタンディングで踊りながら、大合唱。

さらに、会場にいた色んなミュージシャン(昨日smallsで見た奴多数)を

どんどんステージに上げ、演奏させる(笑)

演奏時間はゆうに1時間以上は所定の時間を越えているだろう。

しかし、そんなことはお構いなしで(店側も楽しんでる)延々と続く続く。

そして、10回以上繰り返した後、、ようやく終わったかと思ったら突然、

超音速「confirmation」を超絶テクでサラッとやって締めた。

度肝を抜かされた。


いやー、確実に料金以上のものを見せてもらった。

さすがはギャレット。

しかもこの人の演奏はジャズに興味が無くても絶対に楽しめると思う。

そこが凄いところだ。

勉強になりました。


で、会場を出るとすっかり12時を回ってる。

「よし、じゃあ締めのsmallsへ」って事で今日もsmallsへ。


smallsは相変わらず盛り上がってる。

しかし、今日は昨日とは打って変わって歌手の人が多い。

だが、普通に日本で見る歌手の何倍も貫禄ある人ばかりなので

思いっきり堪能。

でも、今日は朝早かったから、途中で寝落ちしそうになる。

今日はここまでって事で帰宅。

ハードな1日だった・・・。

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