2011年5月10日火曜日

New York Diary: Day 1 到着

正直、飛行機辛かった。せっかく時差ボケ対策で
寝ずに乗ったのに、狭い&うるさいでぜんぜん寝られない。

ただでさえ高いGW中の料金の上、バックパッカーノリが抜けなくて
考えたことも無かったが、マジでビジネスクラスに乗りたくなった。

たかだか12時間ぐらい我慢すればいいやと言うノリだが、
時間が無い自分のようなサラリーマンツーリストには
エコノミークラスで蓄積した疲労によって到着した日の
パフォーマンスはだいぶ落ちる。

正直、ビジネスに乗ったことないので
どれだけ差があるのか分からないが
今後、12時間近いフライトにはちょっと考えてみよう。

GW真っ最中の高い料金が払えたんだから、
時期をずらして安い時期のビジネスなら十分価値があると見た。

まさしく「Time is money!」

で、JFK空港に無事到着。
しかし、試練はまだ続く。入国審査の行列・・・。
今まで1時間以下で通過したこと無いです。
さすが行列の国、アメリカ。
フラフラで並びながら何とか入国を済ませ、
とっくに出てきていた荷物を手にいざマンハッタンへ・・。

もちろん移動は「Super Shuttle」
早い話が乗り合いタクシーバンです。




これ結構好きです。
毎回、「ニューヨークの洗礼」と位置づけてます。
運転荒い上に、客を獲物のように扱う感じ。
まさしくアメリカンだ。

でも、入国後初めてコミュニケーションを交わすニューヨーカーが
このドライバーなわけだから、いきなり「ニューヨークモード」に
スイッチ入れてくれます。

前回なんて、自分が一番最後に降りる客だったから
一人になったらガンガンにラジオで「HOT97」を掛けてくれて、
最後にがっちり握手して別れた思い出あります。

だが今回は一番最初に降ろされて、しかも泊まる所の
10ブロックぐらい先で降ろされました。
もちろん料金は割り引いてくれたけど・・。
他の客のルートから遠いんだと。

まあでも、今回泊まる所はミッドタウンの東26丁目で
東京で言うなら品川くらいの感じな所(個人的感想)。
10ブロックは周りを見ながらニューヨークの空気を感じるには
適度な距離と位置づけて、わくわくしながら歩き、宿に到着。

が!問題発生。

今回の宿はアパートメントホテルで早い話が単なるアパート。
(茶色の建物。右隣がデリ、左隣がチキン屋。最高の環境、でもチキンまずい)
先発していた旅のパートナー、加藤先生がすでに部屋にいるはずなのだが
どの部屋なのか聞くのを忘れてた&聞く為の携帯の電池残量が1%、
部屋の数は20部屋以上、携帯以外の連絡手段ナシ・・。

頭をフル稼働させて対処法を考えた結果、持ってきていたノートパソコンに
USB接続で携帯を充電させて何とか携帯復活!部屋判明!神に感謝!

パソコン持ってきて良かった・・。

部屋で合流して、旅の様子を話すとどうやら先生には更に激しいトラブルが
あったらしく、お互いに辿り着けた奇跡を分かち合う。

この時点で朝の10時。一日たっぷり使えます。
早速、今日のライブスケジュールをチェックして予約も入れて、
町に食い物等の買出し。

3年ぶりのニューヨークだが3年間待ちに待ったニューヨークだから
もう、目に入ってくるもの、におい、日差し、町の雑踏、
すべてがガンガンに自分の中に入ってくる。

スニーカー好きの自分としては町で出会うスニーカーのラインナップだけで
十分ニューヨークを感じることが出来た。来て良かったぜ。

で、疲れたからさすがに仮眠を取って、夜になったらライブへレッツゴー!

今日のライブはこれ↓
「Pee Wee Ellis Quartet」

Pee Wee Ellis – tenor sax
Larry Willis – piano
Christian McBride – bass
Lewis Nash – Drums
Pee Wee EllisはかつてジェームスブラウンやJB Hornsなどで活躍した事で有名な
サクソフォニストであるが、彼はコンポーザーでありアレンジャーでもあり
偉大なJazzミュージシャンである。

今回の場所は「Iridium」タイムズスクエアーのど真ん中。

感想。ニューヨーク一発目のライブとして最高のパフォーマンスだった。
ほとんどスタンダードな曲ばかりだったが1曲目からぶっ飛ばされた。
特にブルースかっこよかった~。

加藤先生いわく、ドラムのルイスナッシュが最高だったらしい。
サイドメンでありながらちゃんと存在感を示し、
しかも、曲の中での会話がしかっりとなされていたとの事。

自分は毎回思うのだがクリスチャンマクブライドがシュグナイトに見えて
仕方が無かった・・。

Suge Knight

Christian McBride

冗談です・・・。

でその後、時間が空いたのでハーレムに行って野暮用を
済ませてくる。

それが終わって今度は加藤先生の友達でありニューヨーク在住で
ニューヨークの日本人ピアニストの顔である百々徹(どど とおる)氏が
演奏していると言うので挨拶がてらAnyway Cafeと言う所へ向かう。

Toru Dodo

先生自身も久しぶりの再会だったらしく、話が盛り上がる。
しかも宿まで送ってもらえる事になり、
更に日を改めて食事もしようという事になる。
なんて心強いお方であろう。

こうして、宿に帰ってきて怒涛の1日目が終了。
ニューヨークでのこれからの生活を祝してパーティーをして、
いつの間にか寝てました・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿