Mingus Big Band
Jason Marshall, Craig Handy – tenor saxophone
Abraham Burton, Mark Gross – alto saxophone, flute
Lauren Sevian – baritone saxophone
Ku-umba Frank Lacy, Clark Gayton, Earl McIntyre – trombones
Alex Sipiagin, Greg Gisbert, Alex Norris – trumpets
Orrin Evans – piano
Boris Kozlov – bass
Donald Edwards - drums
場所は「Jazz Standard」
感想。いや、正直ビッグバンドは好きじゃないイメージがあったが
大きく覆された。
ビッグバンドと言うと皆さんご存知のように、大所帯のバンドで
それぞれのパートのアドリブはあるもののどちらかと言うと
予定調和的なフレーバーが強いイメージがあったのだが
曲のアレンジから、それぞれのパートのアドリブまで凄い音楽的だった。
また普通に曲がかっこいい。
グラミーを獲ったらしいが、納得できる。
これはそれぞれのパートのプレーヤーのレベルが高く、
バンドとしてのまとまり具合を含めた総合力が高いから
素晴らしいだと思っていたが、
「チャールズ・ミンガスのビッグバンドだからと言う面も大きい」と先生が言っていた。
なるほど、そういう事か。
ちなみに、とっくにチャールス・ミンガスはすでにこの世にはいない事を
知らなかったが、譜面も素晴らしいと言うことか。
プレーヤーで特に良かったのは
ピアノのオリン・エバンス
サックスのエイブラハム・バートン
そしてトロンボーンのフランク・レイシー
via http://www.stnicksjazzpub.net/
オリン・エバンスは知的なプレーヤーで、演奏もうますぎ。
エイブラハム・バートンはそれまであまり目立たなかったが、
最後の最後で凄いソロを取っていた。
そしてフランク・レイシーはとにかくファンキーで歌も歌うのだが
最高にブルースしてます。いや、シビレタ。
そう言えば、ここ「Jazz Standard」はミュージックチャージ以外に
ミニマムが無いと言う大変良心的なジャズクラブなのだが、
メニューを見てたらどうも「スペアリブ」が気になる。
今回のニューヨークで達成したい事のひとつに「うまい肉を食う」
と言うこともあったので先生と相談して意を決して頼んでみる。
(意外と貧乏旅行なので、それなりの覚悟がいる)
これだ↓
Rib Sampler!!!(スペアリブ3種盛り)
内容は
「Menphis Baby Back Ribs」
「Texas Salt & Pepper Beef Ribs」
「Kansas City Spareribs」
二人前 $36.95
手と口の周りに脂をべっとりと付けながらながら、
だいの大人二人が無心でむさぼってた・・。
まじでいいもん食いました。
他にもスペアリブのうまい所は色々あるんだろうけど、
ここも確実にうまい!
あえて説明すると・・、
じっくりと時間をかけチップのスモークで燻されたであろうパリッとした表面を噛むと、
ありがちな表現だが中に閉じ込められていた肉汁がドッと溢れ出し、
同時に燻製の素晴らしい匂いと、振りかけられた様々なスパイスの香りが
三位一体となって体に入ってくる。
しかも、どのスペアリブも独特の味の特徴があって、
かなり奥が深かった。
まじ、大満足。そして、またひとつ目標達成。
大満足で、次のライブへ向かう・・。
次はこれだ↓
「Vanguard Jazz Orchestra」
そう、またビックバンドだ。
今度は「Village Vanguard」で毎週日曜日に演奏する、専属ビッグバンド。
その名も「バンガード ジャズ オーケストラ」
ミンガス同様、グラミーも獲っているらしく、結構有名で日本にも来てます。
感想。正直、ミンガスビッグバンドの直後に聞くべきではなかった(笑)
これは、確実に好みの問題かもしれないが、
自分はミンガスのほうがファンキーで好きだった。
でも、その中でもいくつか注目すべきポイントがあった。
そしてやっぱり演奏は良かった。そしてアレンジも良かった。
ただ、ミンガスのほうが印象が強くて、ついつい比べてしまう。
でも、十分楽しんだから、満足だ。
変な印象を与えない為に言うが、普通にいいと思う。
で、ライブ終了後、ダウンタウンにいるって事で、そのまま「Smalls」へ
ジャムセッションを見に行く。
「After-hours Jam Session Hosted by Spencer Murphy」
ジャムセッション前のオリジナル曲、普通にかっこよかった。
ただ問題があって、二人とも疲れ切っていて
かなりうつらうつらして聞いていた・・。
特に先生は完全ノックアウト状態。
しょうがなく、ジャムセッション前に退散した。
そのまま、部屋に戻ってバタン&キュー。
でも一応、スモールズの外観と中の様子
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