2011年5月18日水曜日

New York Diary: Day 2 後編

無事、「SMOKE」に到着。

アーティストはこれ↓

Vincent Herring Quintet
Vincent Herring (Sax)

他のメンバー、控えておくの忘れた・・。

感想。とにかくバキバキのバップだった。
ヴィンセントハーリング自身、ジャムセッションのセッションリーダーを
「Smalls」辺りでよくやっているらしく、頼れる兄貴的存在らしい。
そんな感じがよく伝わるし、他のメンバーは彼の胸を借りて
思いっきり演奏していた。
めちゃめちゃ上手いことは言うまでもない。

先生いわく、ピアノが馬鹿ウマだったらしく、若いのにすごいと言っていた。
確かに、たぶんまだ20代だと思うが、ものすごい存在感を放っていた。

圧倒されながらあっという間にライブは終わり、しばらく余韻に浸っていると
なにやら次のライブが始まった。

この人だ↓

Johnny O'neal

いつの間にかツラツラと弾き始めたのだが、何だこの存在感。
どうやら、自分より前にニューヨークに来ていた先生はつい先日
彼のピアノをたまたま聴いて感動したらしく、また聞けて喜んでいた。

トリオ編成なのだが、ほぼ彼の独壇場と言っていい感じで、
とにかく馬鹿上手く、ピアノタッチがものすごい特徴的でかつ素晴らしい。
しかも有り得ない事にバシバシ弾きながら歌やスキャットまでやってしまうのだ。
(後で自分が撮ったライブの動画を張っときます)

先生いわくアートテイタムのようだと。
事実、彼は映画「Ray」の中でアートテイタムの役で演奏してるそうだ。
どおりですごい訳だ。

昔はビッグガイだったらしいが近年、病気でやせ細ってしまったらしい。
しかし、ピアノの腕はまったく衰えず、それどころか今でも一級品である。
レジェンドとまでは言わないがジャズ界の重鎮である事は間違いない。
みんなに愛されていることが良く伝わってくる。

いやー、今日は意図せず3本もすごいライブを見てしまったが、
ニューヨークに来てわずか2日にしてこの濃さ・・。

ニューヨークのヤバさを知ってしまった・・。


こうして、盛りだくさんの2日目が終わる。
SMOKEから帰ってきてからパーティーして寝ました。


ちなみに今日はパーティーのお供を紹介。

おなじみチキンオーバーライス。

スパイシーライスの上にチキンと野菜の炒め物。
そして、その上からホワイトソースとホットソース。
(このホットソースは少しにしてもらわないと激辛で翌朝のトイレが辛くなる)

そして、これはかなりお勧め&毎回ニューヨークで絶対に食う種無しブドウ。
露天やスーパーで必ず売ってる。
これは青いブドウだが、赤いブドウももちろん美味い。
スーパーの袋の中に直接手を突っ込んで、パクパク食っている黒人の兄ちゃんを
たまに見かけた。
種が無いので、皮ごとパクッと食べられるのだが、
とにかく爽やかで甘く、そしてみずみずしくて本当に美味い。

日本でも食えるのかな・・。出来ればそうであってほしい・・。

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