2011年5月17日火曜日

New York Diary: Day 2 前編

朝起きたら、昼の3時だった・・。

と言うのも、1日目の出発から寝ずにハードスケジュールで
行動していた上に、遅くまでパーティーしていたから
思いっきり疲れていたようだ・・。

一回起こされたようだが、構わず寝ていたらしい・・。

ところで、軽く今回の宿の俺のベッドを紹介しよう。

本来一人部屋の部屋にエクストラベッドを入れて無理矢理
二人で泊まっているのだが、そのエクストラベッドがこれだ↓

鬼のように細い・・。しかも、ベッドの骨組み=ひ弱なスプリングの金網、
マットレス=シフォンケーキ並みに柔らかい最弱スプリングのマットレス

結果、寝るとこうなる↓

体が完全に沈み込んで、ハンモック状態・・。
イカすぜ、ニューヨーク。
後で聞いたのだが、幼児用ベッドだったらしい・・。


話は戻って、今日のライブはハーレム125丁目のLenox Avenueにある
老舗ジャズクラブ「Lenox Lounge」でのライブ。

大好きなハーレムの125丁目に行くって事で、早めに行って
通りや店を色々見ながらゆっくり時間を使って散策しながら向かう。
いやー、やっぱハーレムは刺激的だね。でも、なぜか心地いい。

で、今日のアーティストはこれ↓
「Greg Bandy, Drums and the Unsung Hero's」

Greg Bandy

ドラマーであり、様々なアーティストとプレーしておりファラオサンダースのメンバー
としても活躍していた。現在はハーレムのボスドラマーとして君臨してるらしく
その雰囲気はファンキーそのもの。
相当なワルだったんだろう・・。

感想。これまた昨日に引き続き最高。
他のメンバーはギター、ベース、ピアノのカルテット編成で、
どれもいい年こいたおっちゃん連中。
Unsung Hero'sだけあって有名な人はいなかったらしいが、
プレーは全員ファンキーかつバカ上手くて骨太だった。

なによりGreg Bandyのプレーは他のメンバーを大きく
包みこむような懐の深さがあって、これぞJazzの醍醐味と
言える黒人らしいサウンドを展開していた。

曲はどれもスタンダードで、Geoge Bensonの「Breezin'」なんかも
やっていた。
最後の曲なんて、Gregが歌を歌いだして
「I like Booty ~, I like Booty and BBQ」なんてサビで歌ってた。

Greg、俺もだよ・・。


こうしてみると、昨日のPee Wee Ellisと言いスタンダードな曲を演奏しているにも拘らず、
説得力を持って自分のアプローチしたい事をここまで我々に伝えてくるんだから
すごいとしか言いようが無い。
ライブの途中Gregが言っていた。
「Jazzで重要なことは、ImprovisationとCreativity、そしてMusicianshipだ」と。
深いい話なんかより全然深いぜ・・。
これについてはまた後日取り上げます。


さて、急いで次のライブを見る為に今度は105丁目と106丁目の間にある
「SMOKE」というJazz Clubに向かう。

が、ちょっとしたトラブル発生。

シータクで行こうとしたのだが、ぜんぜん来ない。
黒人ドライバーの白タクはバンバン走っていてすぐに「乗れ」って言ってくるが
法外な値段なのを知っているから無視していたが、肝心のイエローキャブが来ない。

やっとのことで捕まえて事情をドライバーに聞いたら、あまり普通のシータクは
ハーレムを流さないらしい・・・。本当だろうか・・。
勉強になりました。

後半へ続く・・

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