2011年5月9日月曜日

New York Diary: Day 1 出発



今日からニューヨーク日記をちょくちょく掲載。
単なる日記だから、内容は気にしない気にしない。


今回のフライトスケジュールは、羽田を朝の6時40分に出発し、
早朝にニューヨークに着く。
そして帰りは夜の7時出発して羽田に夜10時40分に着くって言う、
最大限に自分の休みを有効に使うことができるスケジュールになっている。
これも、羽田空港が国際線を強化した賜物である。


空港までぐっと近くなって、おまけに旅の時間が増えるなんて何とすばらしい進歩だろう。
しかし、自分への負担も最大限になる事を忘れてはならない。


と言うのも、木曜の仕事が終わった後、家に帰って荷物のパッキングをする
(もちろん前もってやっておけばいいのだが、そんなに真面目ではない)。
そして、終電が無くなる前に、羽田に行ってチェックインが始まる4時半まで
空港内でのロビーで過ごす。
しかも、現地での時差ボケを極限まで無くす為に、決して寝てはいけない。
飛行機に乗っても最低、朝食までは寝ない。
帰りは帰りで、飛行機内で寝ずに過ごして夜の10時半に羽田に着いて、
そこから入国と税関を通って家に帰り、翌朝7時に起きて会社に行く。


旅にはガッツが必要である。


でも、そんなの旅の楽しさを考えるとまったくもって苦じゃない。
むしろそのくらいのガッツがないと旅の女神は微笑んでくれない。
頑張った者に、女神は微笑むのだ(個人的見解)。


しかし毎回そうなのだが、出発まで必ず動き回る。
高い金払って、しかも少ない休みの中から行くのだから、
行くからには最大限に満喫してやろうって言う貧乏根性が働いて、
毎回ある程度の準備や事前のリサーチを自分に課すのだ。
しかもそれが旅の満足度を大きく左右することを経験的に知っているから、なおさらである。
今回はまず、自分がニューヨークに行っている間に行われる
Jazzのライブを調べて事前にスケジュールを大まかに作った。
これには、今回一緒に旅をするパートナーであり、
自分のピアノの先生でもあるJazz Pianist、加藤英介氏に手伝ってもらった。


そして並行して、昼間の暇な時間帯やライブ以外のナイトライフを
満喫すべくニューヨークのリアルな情報を持っている人達、
ニューヨークの最新かつハーコーなトレンドをいつも教えてくれるセレクトショップ
"Kwanzaa"と"Bubblez601"の皆さんに色々教わってきた。


もちろんインターネットを使って出来るリサーチは出発ギリギリまでやった。
お陰で朝まで眠くならずにすんだ(めちゃくちゃ疲れたが・・)。


それでも何となく「まだやれる事があったんじゃないか」と不安になるが、
あとは旅の女神が微笑んでくれるのを願って
現地での色んな"ハプニング"や"偶然"に期待をする。


そう言えば、今、空港でのチャックインが機械で出来るようになっていて
それが実にスムーズだ。
チェックインだけ機械でやって後は手荷物を預けるだけなのだが、
横のファーストクラスのレーンの人達より早く完了した・・。


しかも、列に並びながらファーストクラスの人達をみてたのだが、
なぜか彼らの中には自分から見ても嫌な客が多い・・。
別にひがんでる訳でもないし、もちろんファーストに乗る人は全員ってわけじゃないけど、
あの感じはなんだろう。


今回、航空会社はアメリカン航空だったんだが
ある客は手荷物を預ける際にかなりな怒りを表現しながら
取扱注意の札をつけるよう指示していて
「アメリカンはいつも荷物投げるでしょ!今まで何個かばん壊されたと思ってるんだ!」
って、アメリカンの職員じゃない単なるチェックイン業務をしている
空港の女性職員に文句を言っていた。
その客の次に並んでいた中年夫婦は「なんでこんなに遅いんだ!」
って同じ女性職員にさらに文句を言っていた。
いや、前の客がごちゃごちゃ言っているせいだって・・。


理不尽な文句に対して冷静に「申し訳ございません」と言っていた
その女性職員には頭がさがる・・。


たぶん高い金を払っている分、人一倍、いやファーストクラス料金並みに
ちょっとした事でも怒りを感じてしまうのだろうと分析してみる。
何!じゃあファーストクラスに乗るとエコノミーに乗るより怒りや不満を感じやすくなるって事?


たぶん本物の金持ちとは、いやファーストクラスに乗るにふさわしい人とは、
自分は高い金払ってるんだなんて感じずにファーストクラスの料金をサラって払って乗る人である。
いい勉強しました。

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